なっちのエピソード
〜なっちに負けないで頑張ろう!〜


  • 99年1月1日北海道新聞
  • 99年5月31日「ASAYAN PRESENTS モーニング娘。5+3−1」
  • 99年9月21日発売「TOKYO一週間」
  • N/S EYES
  • 00年6月22日放送〜恋するハッピーサマーウェディングスペシャル〜
  • 00年10月2日放送テレビ「少女日記」
  • 01年1月15日読売新聞「彩食健美」
  • 01年3月3日-3月9日 「TVガイド」
  • 01年3月28日放送テレビ「少女日記」
  • 01年4月28日放送 ラジオ「MBSヤングタウン」
  • 01年6月23日放送 ラジオ「MBSヤングタウン」
  • 01年8月16日読売新聞「zipzap」より一部抜粋
  • 02年3月7日発売写真集「Chain!Chain!Chain!」より一部抜粋
  • 02年4月18日放送 ラジオ「エアモニ。」
  • Girls UP!
  • 「安倍なつみ1stエッセイ1998-2003」より
  • 「安倍なつみ1stエッセイ1998-2003」より

  • 03年9月号「B.L.T.」より
  • 03年8月4日産経新聞 「ハツラツぴいぷる」

    >>なっちのエピソード室蘭編


    99年1月1日北海道新聞より
    21世紀へ挑む若者たち

    不況にあえぎつづける北海道だが、どんな時代でも、常にわかい力は次の一歩への希望と原動力。ふるさと道央を舞台に、あるいは故郷の応援を背に受けて、夢は必ず大きく羽ばたく。世紀を超えて飛翔する若者たに会いに行った。

    テレビ曲のオーディション番組からデビューした「モーニング娘。」、メーンボーカルは室蘭市出身の安倍なつみさん(17)。メンバーのうち飯田圭織さん(17)、石黒彩さん(20)も札幌市と、3人が道央圏出身だ。安倍さんが「歌手になりたいと」と強く思ったのは、中学3のとき。学校で靴を隠されたり、友達に「むかつく」と理由もわからないまま、いじめに遭っていた。「落ち込む日が続いたんですが、そんなとき、ラジオから流れてきた函館出身のバンド「ジュディー・アンド・マリー」の曲に元気付けられて。人に勇気をくれる曲を、自分も歌いたいって思ったんです。

    オーディションでは、落選して夢を絶たれかけた。CDにつけるサインを書きながら、眠れない日が続いた。不安が膨らんだ。「でも、「ここまで来たんだから、夢を逃したくない」というやる気の方が強かった。最後は自分が続けてきた歌の練習や発声を思い出しながら、「成せばなる何事も」の心境でした。

    その頑張りと成功は、2歳年上の姉にも影響を与え、姉は中断していたデザインの勉強を再び始めたという。「無理と思うことがあっても、希望の職業や学校でなくても、すぐに信念を曲げないで」そして、続けた。「今年は自分で歌詞を作るという、次の夢に向けて勉強を始めようと思っています。みなさんも自分を信じてお互いにがんばりましょう」

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    99年5月31日「ASAYAN PRESENTS モーニング娘。5+3−1」より
    イジメ。死のうと思ったあの日

    お母さんが看護婦さんをやってたんで、うちにはいろんな風邪薬があったんですよ。それをいっぱい飲めば死ねるかな、とか。ずっとずっと、そんなことばっかり考えてました・・・

    室蘭で育った安倍は、その日まで、たいした悩みを抱える事も無く何不自由ない生活を送っていた。ところが、いきなり今までいっしょにしていた人達から急にこんなことを言われるのだった。

    「「ちょっとさぁ、前から言いたかったんだけど、あんた見てるだけでむかつく」って言われて・・・。すごいびっくりしたから、モジモジしていたんです。そしたら、「とにかく学校に来るな、とか見てるだけで腹が立つから、お前は明日から絶対学校来んなよ」とかってガーッと言われて、今度はカバンを取り上げられて、教科書とかノートとかを地面にバッとばらまかれたんです・・・

    そして、そのへんに落ちてた松ぼっくりを拾ってなっちに投げようとしてるんです。でも、みんなやっぱり最初に投げるのが怖かったらしくて、「あんたやんなよ」とか「あんたからやりな」とか言いあっているんですよ。で、最初の子が投げたら、その後はもうボコボコ、ボコボコ投げられて・・・ それで思う存分投げたと思ったら、「学校来んなよ」みたいなことをまたガーッと言って、バッと散っていったんですよ。」

    北海道に早い夕暮れが近づきつつある中、公園で一人、カバンの中身を拾い集めた安倍は家の人を、心配させたくないからと何事もなかったのかのような素振りをして自宅へと帰った。

    だが、母親は帰宅した娘の様子がおかしいことに、すぐに気がついた。「「もう明日から学校に行かない」って言ったら、お母さんが、「明日学校に行かなかったら、これから先もずっと行けなくなるのよ。今負けたらダメ。辛いけど頑張りなさい。」って言ってくれて。すごくその言葉は励みになったんですけど、でもやっぱりつらくて・・・ その頃はずーっと、布団にうずくまって泣いていました。それから学校ではたびたびイジメにあってて、それで本当に死のうと思ったんです。」

    ちょうど、本気で死のうと思っていた時に、ラジオからJUDY AND MARYさんの「小さな頃から」っていう曲が流れてきたんですよ。その頃はまだジュディマリさんの存在を知らなかったし、その曲も初めて聴いたんですけど、歌詞の中に「ひとりじゃない」ってフレーズがあって、それがすごく心に残ったんです。今学校の友達にはイジメられているけど、なっちには親も姉妹もおばあちゃんもいるんだ。ひとりじゃないんだって・・・ この曲を聞いてからですね。やっと堂々と学校に行けるようになったのは・・・。」

    その後も学校での安倍に対するイジメは続いていた。比較的おとなしめのクラスメートに話しかけようとしても、例のグループから「安倍とは話すな」という忠告が彼女たちに対して出されてるいるのだった。そのため孤独な学校生活が続いた。しかしそんな中でも、安倍はJUDY AND MARYの「小さな頃から」を胸に、部活などを通じて少しずつ友達を増やして行った。そしてなんと、中学を卒業する頃には松ぼっくりを投げつけてきた連中とも普通に話せる様にまでなっていたという。

    音楽がイジメのつらさから自分を救い出してくれた。そんな音楽で自分も人を感動させたい・・・ 当時15歳の安倍はそんな思いでASAYANのオーディションを受けに行ったのだった。


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    99年9月21日発売「TOKYO一週間」より
    安倍なつみの自覚。

    ある者はサングラスをかけ、ある者は帽子を目深めにかぶり、それなりの芸能人ルックでやってくる。しかし、ひとりだけ、無防備なスッピンで現れて「何を撮ってるんですかあ?」とニコニコしながらカメラに寄ってきたコがいた。安倍なつみだった。

    歌う事が大好きで室蘭から出てきた女のコは今、18歳になり、新生モーニング娘。の中心メンバーとしての自覚に目覚めている。「強くなりたいんです。今はちょっとしたことでもメゲたり落ち込んだりするんですよ。でも「ふるさと」は、もっと強くならなきゃいけない、この世界は闘いなんだってこと。

    もともと全然自信がなくて、鏡とか見れないコだったんですけれど、徐々に自信がついてきて、私がしっかりしなきゃって気持ちはあります。 最近、物事を考えるようになったんですよ。今まではスタッフの人に「本を読んだ方がいいよ」とか言われても「なんで?」って気付いてなかった。今は本をすごい読んでますよ。松本人志さんの「愛」とか、自分で書店に行って買ってきたり。」

    その一方で、インターネットでモーニング娘。のホームページを見て、返事を書きたくなって本名で書き込みをしてしまったとか、地方のホテルのプールで泳ぎたくなって「ヤバイかな」と思いつつ客に交じって泳いでしまったとか、 この撮影を見ていて目に焼き付いたのは、スタジオをスリッパでペッタンペッタンと歩く姿だった。きっと本人は傷付くだろうけど、歩きかたが、全然子供じゃんーとそう思ってほっとした。

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    N/S EYESより
    前向きにプラス志向

    この前、室蘭の友達から泣きながら電話がかかってきて、「私ってなんで生きてるんだろう?」っていきなり聞かれたのね。「どうしよう?」って思ったよ。「ひとつ聞いていい?なっちは何の為に生きてんの?」って言われて、少し考えちゃった。

    そのうち「なっちはいいね」って無言になっちゃって・・・。「何の為か?」の答えを自分で見つけることが出来なくて、何もないって思ちゃっているのね?」って聞いたら、「そうだよ」って。そんな話を一時間半くらいずっと話してた。

    「何か頑張れることとか、好きなことをひとつでも見つけられればいいね」って。「些細な事でもいいから、たとえば食べることが好きだったら、いろんなものを食べてみればいいし、服が好きだったら、お金を使い果たしちゃってでもいっぱい好きな服を買ってみればいい・・・。

    わかんないけど、そしたらさっと自分にとって頑張れることとか、好きな事が見つけられると思うんだ」って言ったの。自分で見つけるしかないって事はわかってるんだけど、やる気になれないんだって。でもね、私は同じ事を何度も何度も続けて言ったんだ。そしたら、「少し気分が楽になったよ。ありがとね」って言ってくれたの。最後に「がんばるよ」って。

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    ラジオ「スーパーモーニングライダースペシャル」
    〜恋するハッピーサマーウェディングスペシャル〜6月22日放送 より

    これからみんなには、伝えていくというより、伝えていく事も大事だけれど、何か与えられる人になりたいですね。

    歌手になろうと思ったきっかけもそうだけれど、病気で困っている人とか、本当に元気がなくて、「いじめられててヤダ」だとか「仕事やる気なくしたよ」とか普通に支えて欲しい時、悲しい時とかあるの人は。

    そういう時、なっちの歌とか聞いて、元気になったり、「よし、明日から頑張ろう」って、勇気をもらったりとかさ。そういうものを歌とかで伝えられたらすごい事だと思うの。そういう時に、音楽をやっていてよかったなって思うの。

    最近、ギターを買おうかなと思っているの。楽器をやりたいなって思っているの。詩を書いていて、なっちには作曲は無理かなと思っていたけれど、ギターとかはひとつづつコードとかを覚えていれば、メロディー も作れるのかなって。ギターをちょっと買おうかなって思っているの。なっちのペースで頑張っていこうと思っていまして、ステキな女性になれたらいいですよね。

    一回きりしかないからね。人生というのは。みんなもそうよ。だから、後悔のないように。人生楽あれば苦ありだからね。
    生きていれば、ぜんぜん悪い事続きの時もあるし、なっちもそれはあるよ。ブルーな時も。なんでうまくいかないんだろうって思う時が続く事もあるよ。

    やっぱ神様ってのはいるのよ。だから、やっぱり頑張っていたり、努力をしている人は、ごほうびみたいのをくれるから、みんな前向きに、過ぎたことはしょうがない。なげやりになるわけじゃないけれど、 プラス志向で日々生きていったら、きっといい人生になると思うんだよね。だからなっちも頑張るし。皆もいっしょに頑張っていきましょう。

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    テレビ「少女日記」10月2日放送より

    「笑う門には福来たる」ですけれど、この言葉はすごく好きですね。すごく嫌なことがあったり悲しいことがあっても、前向きにプラス志向に考えて一生懸命頑張って笑っていれば、きっといつかいいことがあるみたいな。すごく前向きな詩じゃないですか。そんな気がします。

    自分も前向きな考え方とかプラス志向が大好きなんで、基本的にいつも笑っているねって良く言われるんですけれど。

    「笑顔の人の周りには、人があつまり、そして幸福が訪れる。笑えないときほど笑いたい。笑ってみよう。」

    いい言葉だね。そうだね。そうだと思う。なっちも前向きだとかプラス志向だとか言っているけれど。やっぱり、悲しい時はどんどん悲しいように勝手に考えてしまうんですが。

    そうだね。笑えない時ほど笑っていたいというのはいいね。やっぱ、これを見ている人でもブルーな悲しい気持ちで見ているかもしれませんが、笑ってください。笑っているときっといいことがありますよ。

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    01年1月15日読売新聞「彩食健美」より

    記念すべき21世紀の年に20歳を迎える安倍なつみさん。さぞかし感慨深いものではないかと思い、その気持ちを聞いてみた。

    「イヤです〜。20歳にはなりたくないですよ。17歳に戻りたい!無理なことなんですけどね。セブンティーンっていう響きが好きだったんです。憧れの年齢だったけど、あっという間に過ぎちゃった。」
    「モーニング娘。」として過ごした17歳。普通の女の子の青春は経験できなかったが、その分、特別な体験をした。CDや写真集などクリエイティブなものを残せたのはとても幸せなこと。

    20歳になりたくないという安倍さんだが、否応なくなってしまう大人に対する理想像とはどんなものなのか。「ナチュラルな女性になれたらいいですね。あこがれているのはお母さんです。おっちょこちょいなんですけどね。優しくて、涙もろくて、家族のことを一番に考えてくれる人なんです。」
    お母さんのことを語る彼女の口調も優しく、愛情にあふれている。お料理も得意なお母さん。おばあちゃんの代から受け継がれてきたロールキャベツの秘伝のレシピがあるとか。彼女はまだ教わっていないらしいが、いつか作ってあげたい男性はどんなタイプの人?「自分をしっかり持っている人。ひとつのことにすごく一生懸命になれる人ってステキですよね。

    いつかは家族を大きく包み込むような明るいお母さんになりたい・・・。ころころと良く笑う彼女の笑顔の原点はすてきな「お母さん」なのだ。

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    01年3月3日-3月9日 「TVガイド」より

    ドラマのセリフには、ちょっと苦労しちゃったな。例えば「ずっと」という言葉のイントネーションも、なっちは「ず」を一番高い音で発音しちゃうんだけど、標準語は「と」が上がる尻上がりの発音なんでしょ。そーゆー自分では「普通だった事」を直さなくちゃならないという点では難しいこともあったけど、演技をするkとに関しては楽しくなってきたし、ますます興味がわいてきました。歌ももちろんだけど、やっぱりお仕事をしている時が一番なっち的に幸せなんだな。

    そりゃあ時には泣きたくなるぐらいの日もあるし、へこむ時もある。でもなっちは一番泣いたら直ちゃうし、自分で「大丈夫大丈夫、やれるよ」って言い聞かせると、自然と暗示にかかっちゃうの。

    今ある自分を大切にして前に押し出してあげなければ何も始まらないでしょ!自分で決めた大好きな道をなっちは歩いているワケだし、だからこそその場その場を楽しみたい。例えば失敗したって「生きていればこんな日もあるよ、先があるさ!」って、前向きに考えるようにすれば必ず明日は来るし、絶対にツライことのあとには楽しい事が待ってるハズ!

    それに笑顔って笑顔を呼ぶと思うから。笑ってる人を見るとつい口元がほころんじゃうでしょ。つまらない顔をしてるとつまらない事しか考えないし、楽しい事はやってこないと思う。もうすぐ春だもん。笑顔が輝いている人には絶対明るい春が来るよ。なっちはそう信じています。

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    01年3月28日放送テレビ「少女日記」 より

    青春の夢に忠実であれ シラー

    「青春の夢」というところがすごく好きですね。今もなっちは青春だって思うんですけれど、小さいころになりたいと思っていた夢、なっちは魔法使いになりたいとか思っていたんですけれど・・・

    何歳になっても自分は今いつも青春していますって、あー、青春しているなって思っていれば、いつまで経ってもそれが青春って言うんでしょうね。気の持ち様だと思うんですけれど、なっちはまだまだ青春し続けたいなと思います。

    「青春とはすばらしい。たくさんの歌でも歌われている。青春とはいつからいつまでなのかはわからない。 しかし、その時いだく夢は、とても純粋で年をとってからでは想像がつかない青い春の夢である。青春とはすばらしい。そして青春の夢もまたこの上なくすばらしい。」

    テレビを見ている人も、今は青春と思って、毎日すばらしく、輝かしく、生きていてくださいね。そしたらもう、キラキラしている人が街中いっぱいになると思いますよ。なっちも夢を持ってまだまだ青春し続けたいです。

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    01年4月28日放送 ラジオ「大阪MBSヤングタウン」 より

    安倍の詩を読みたいと思います。

    3月27日、モーニング娘。の春のツアーの札幌公演の日にホテルに泊まっていて、その時たのんだマッサージのおばさんが目の見えない方で、その方とずっとマッサージしている間に会話していて、いろいろな事を安倍は感じまして、そのときに書いた詩をこれから読みます。


    目が2歳から見えない人に出会った。強い人だった。笑ってた。
    言葉をハキハキしゃべる人で、まっすぐな人だった。
    友達をカステラみたいな人って言っていて、ちょっと変わった表現をしてた。
    心が痛い。どうしてだろう。
    何かしてあげたくて仕方がなかった。

    歌が好きで、F1が好きって、「実況中継なんて楽しくてしかたがないの」って喜んで話してくれた。
    輝いて見えた。笑っていた。
    心からの本当の言葉は、伝わってくる。つくづくそう思った。
    出会いってすごいね。神様が気づかせてくれているのかなって思った。
    今の私に足りないもの。それを何かの形で気づかせてくれているんだね。
    目が見える。話せる。伝えられる。って、幸せなこと。
    おてんばでいるよ。ありがとう。
    あなたと出会えて、出会えた事でいろんなものに気づいた、気がする。
    泣かないでね。頑張るから。
    まだまだ、私もあなたのように輝くよ。


    終わりなんですけれども、これで、「おてんばでいるよ。」っていうのは、「モーニング娘。の安倍なつみちゃんが好き」とか言ってくれて、本人だって気づいていなかったんですね。マッサージしている相手が。なっちやばいって思って。「どういうところが好きなんですかね。」って聞いたら、「おてんばな所が・・・」って言っていたから、この詩の中に入れてみました。

    あとですね。最後に本性をばらしたんですよ。「実は安倍なつみだったんですよ。」って、そしたら泣き出してしまいまして、「あー本当ですか。」って、いきなり膝をついちゃって地面に、いやーボロボロって泣いていて、「そんなに泣かないで下さい。」って、「泣かないでね。」って書いたんですけれども。最後に別れ際にMDを渡しました。

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    01年6月23日放送 ラジオ「大阪MBSヤングタウン」 ヤンド作詞選手権より

    もうすぐ二十歳になる。

    小さな頃、もっと、大人で髪はパーマで、いろんな事を思い描いていた。
    今の自分、大人のような子供のような、もう少し強くなりたいな・・・

    毎日毎日、いろんな事が起こる。
    我慢しなくちゃいけない事や、つらいおもいや、涙を流す日だってある。
    でもね、それでも、負けちゃだめだよって、ちゃんと考えて進むの。
    みんなそうやって、大人になって行くんだね。

    さりげなく、なんでもなく、過ぎて行っているような日々。
    でも違う、暖かい皆に囲まれて、とても幸せ。

    ちょっと、皆より出来たからって、強がったり、わがまましたりして、
    なのに許してくれる人がいる、信じてくれる人がいる。

    笑って、騒いで、歌って、汗をかいて、私は今幸せ。

    神様はいるよ、感謝します。
    自分に正直に素直に生きていこう。

    そうしたら、きっと輝くよ。
    人にだって、やさしくなれる。

    私は星を追いかけるから。

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    01年8月16日読売新聞「zipzap」より一部抜粋

    家族あっての私たち

    今年の日本テレビ系、二十四時間テレビのテーマは「家族って何?」。今月十日に二十歳の誕生日を迎えたばかりの安倍に問いかけてみた。

    安倍は、三年前のデビューを機に、北海道室蘭市の家族を離れて単身、上京した。「一番の支えであり、大好きな人たち。安倍家はすっごく仲が良くて、友だちの誘いを断ってでも家族でキャンプに行ったり、クリスマスも一緒に過ごしたり」

    照れることなく、「離れてみて初めて、父母の愛の深さが分かりました」と語る姿を見て、本当に幸せな家庭に育ったんだなあ、と思う。なのに、室蘭から電話がかかってくると、「分かってるよ、もぉー」と、ついおざなりの返事をして切ってしまう。「しばらくすると、必ず後悔する」。心の底から甘えられる存在。それが家族だ。

    「その時に思ったことや感じたことを、詩に書き留めています。今という時間は今しか過ごせないから」。安倍は多忙であっても、詩を書くことで、二十歳のあかしを残すのだという。「自分の詩を歌にして、皆に伝えるのが夢。いつか歌になればいいなと思いながら、いっぱい書きためています」

    「家族って何?」と、改めて問いかけざるを得ない現代。そんな寒々しい光景を一変させるパワーにあふれている。

    Q安倍さん、二十歳の誕生日おめでとうございます。
    A以前に想像していた二十歳の女性像って、お姉さんで、パーマをかけて、どこから見ても大人、というイメージがあったのに、実際の私を見ると全然違う。うーん、大人になったような、子供のままのような、何とも複雑な気持ちですね。

    Q安倍さんが今、望んでいることは何ですか。
    A故郷の室蘭に帰省したい! おばあちゃんに会いたいし、畑の具合も見たい。犬にも会いたいな。


    02年3月7日発売写真集「Chain!Chain!Chain!」より一部抜粋

    19歳から20歳になるときは、とくに意識しませんでした。普通に一生懸命仕事して・・・。大人になりたい願望がないんです。ずっとこのままでいたいけど、そうもいかないから流れるままに?そんな感じ。自分は自分のままで、無理せずに。

    でも、たまたま20歳になる前後に、映画をたくさん見たんです。映画を見ながら、世の中にはいろんな人がいて、それぞれの人生があるんだなと思って。それで、自分は自分にしかない人生をかっこよく行きよう、と改めて考えましたね。

    自分がすごく頑張ることが出来て、今みたいにたくさんいろんなお仕事をさせてもらえる時間って、たぶん長い人生の中では短いものでしょう?

    年をとってから、「あーあんなことあったな」って懐かしく思うくらい、短いのではないかと。だからこそ今、ひとつひとつ一生懸命頑張りたい。自分にしか出来ないことを表現して行きたいんです。そういうチャンスがきたら、自分でつかまなきゃって。

    今は仕事が生きがい。急に休みもらうと、何していいかわかんなくて。デビューしたころは感じなかったけど、今はこの仕事がほんとうに好きだなーって思うんです。


    02年4月18日放送 ラジオ「エアモニ。」より

    なっちって、小さい頃とか、小さい頃といっても学生の頃だけど、好きな相手とかに電話をかけようとするじゃない、よし「電話とかかけよう」と思うけれど、電話番号とか押してすぐに切るタイプ。
    相手にしてみれば「ワン切りかよ」みたいな。声を聞いて「ハイ、もしもし○○なんですけれど」って声を聞いた瞬間に「ガシャ」って・・・次の日とかその子がさ「昨日さ、イタ電話きてよ」とかしゃべっているの。なっちそれを聞きながら、「ヤバイ自分だ・・・」みたいな そういう子だったなって。

    なっちの恋愛感って、「あぁ、早く王子様があらわれないかな」とかって思っているんだけども。今はお仕事あるでしょ。だからお仕事の方に向かっているけど。ファンの人に会えることを楽しみにしてたりとか、いかにいい物をみんなに伝えられるとかそういうことを一番に考えてやっているわけじゃない。

    で、きっとね、この地球のどこかで、なっちと結婚する人が、絶対赤い糸でつながれているんだと信じているの、本当に。バカじゃない?って言ってもいいよ。だからなっちは信じているんだよ。なっちがラジオをお送りしているどこかでも、その人がきっと頑張っているだって信じているんだよ。なっちの恋愛感っていうのはそうして信じて過ごしているんだよね。ハハハ。

    だから、今女の人で「結婚しなきゃ」とかさ「結婚しないと」と思っている人とかいる、中には「私は一生ひとりもん」とか思っている人もいると思うけれどさ、絶対、そういうふうに考え方ひとつで変わると思うの。

    今は「きっと神様から仕事を一生懸命やるんだよ、あなた」なんて言われているんだよ。とか思ったりすれば、きっとね、なんか変わってくると思うんだよね日々の生活が。あ、明日は楽しいみたいな。そして今日も楽しいみたいな。


    雑誌「Girls UP!」より

    あのね、私って、たまに自分に自信がなくなったり、先のことを考えると不安になったりするけど、そんなとき、ヨシ、いろいろ考える前にいい仕事をしようって前向きになれるようになったんです。この頃、女優の仕事への欲も出てきて、次は自分の中に内キャラクターの役をやってみたい、なんて思ってもいるし。

    ずいぶん積極的になったでしょ。実は、去年、地元の親友が東京に出てきたので、久しぶりに会っていろいろ話したんです。彼女、本当はやりたいことがあるけれど、生活しなくちゃ行けないし、やりたくない仕事をやっているんだってさびしそうに言うのを聞いて、私はなんて恵まれているんだろうって思った。やりた仕事をやって、ちゃんとお金をもらえて、それで生活できている。そんな状況なのに、悩んでたら親友にも申し訳ないなって。

    だったら、今しか出来ない事を思いっきりやらなくちゃ。そうでしょ?正直言って、仕事が忙しくなると、もっと遊びたいヨー、一日寝ていたいヨーって思うこともあるのね。でも、今は、きっと神様が「これをやりなさい」って行っているんだなと思えるの。友達とケンカしたとかちょっと太ったとか気にしてクヨクヨするよりも、今やらなくちゃいけないことに気持ちを入れてやって行こうって思えるようになりました。

    私、今まで自分のことを人に話さなかったんです。田舎から突然出てきて、東京という町におびえているところもあって。でも今は違う、引っ込んでばかりいないで、みんなを引っ張っていかなきゃいけないんだな、引っ張って行ける人になろう、「気持ち」や「心」で行動できる人になろう!そんなふうに思っています。


    「安倍なつみ1stエッセイ1998-2003」より

    最近はね。・・・少しずつ、強い芯のようなものができてきたなって。どんなに落ち込んでも、なんかこう前よりもヒュッて立ち直るのが早くなったのね。超タイトで、仕事モードがずーっと続いてて、つらいなぁ・・・って正直思うときもあるよ・・・。でもね、もうひとりの自分っていうか、うん・・・神様にね・・・。

    「あなたはそういうことがしたかったんでしょ! それがあなたの役割なんでしょ?」

    って、活を入れられる(笑)。するとね、気合の入り方じゃないけど、パワーがギュって戻ってくるっていうか・・・。

    なっちのまわりのお友達がね、デザイナー目指してたのに、職場でうまくチャンスを見つけることが出来なかったり、志望してた会社に入っても、人間関係が大変で、挫折しそうになってたり。みんなそれぞれ、夢に向かって努力してて、そうそう、自分の思い描いていた未来予想図にドンピシャってわけには、いかないわけじゃない?

    だから、今ある状況をチャンと受け止めて「あー、大変なことだってたくさんあるけど、恵まれてるなぁ」って思えるほうが、絶対、プラスになると思うのね。自分の大好きな音楽の側に入れて、みんなに少しでもパワーを発信する事が出てるなら、十分だって・・・。

    先を見て頑張ってて、自分のホントにやりたい「夢」を強くつよく抱いてたら、絶対に、そっちの方に向くんだって信じてる!だから、へこんだりぺしゃんこになっても、それがね・・・逆にバネの効果になってね。

    みんなの前でいざ歌うときに、よし!よし!よし!ってパワーがみなぎってきて、バッとステージに立ったとたん、よいしょ!!!って全開で歌える(笑)。それが今のなっちの基本かな。


    「安倍なつみ1stエッセイ1998-2003」より

    もし、なっちに生まれてきた意味?いやぁ、照れるなそんな。まぁ、そんなもんがるとすればね。自分が歌ったり、笑顔でいたりすることで、どっかでカチッとテレビつけて、うちらのパワー感じてもらって、もしそのとき元気なくてへこんでるひとがいたとすればさ・・・あっ!がんばろうかな。って、ちょっとでもね。ちょっとでも、なんかしらのきっかけになればいいなって。

    自分がこう、常にベストな状態でいたいって思うけど、それがままならないこともよく知っているから。たとえばライブ前でね、自分が、あ〜ダメダメって思ってもね。つらいかも・・・って思ってもね。チケットぴあで何ヶ月も前から、ライブチケット購入してくれてね。自分のカレンダーやダイアリーにうちらのライブの日、印つけて楽しみに待ってくれているみんながいるんだよなぁとか想像したりするとさ。

    なんてこと思ってんだ?やっぱ、がんばる!よし!よし!って、それが自分の役割?生まれてきた存在意義・・・って自分でカラダにムチ打ってでも・・・そういう、エネルギーわいてくる。音楽からいっぱいパワーもらってるから。なっちも・・・与えたい。そういう人でいたい。だから歌うの。


    03年9月号「B.L.T.」より

    「ソロデビューが決定して」

    「22歳の私」は頭から共感できる歌詞です。どのフレーズをとっても言葉なくうなずけるというか。特に好きなフレーズは「太陽はまぶしいけれども たまには雲とか 邪魔される それでもまだまだ燃えつづけている」っていう部分ですね。誰でもみんな夢を持っていると思うけど、やっぱりそれを叶えるまでには、いろいろ障害もあると思うんですよ。それでも諦めずに頑張った人が夢を叶えられる。私もそうだっただけに、このフレーズにはすごくすごく共感できますね。

    スタッフさんには「今デビューしないのには意味があるから なっちがモーニング娘。を支えていないとみんなが戻ってくる場所がなくなってしまうから」と言われたので、その言葉を信じて、モーニング娘。として頑張ってきた結果のソロデビューであり、この曲である訳だから…本当、頑張ってきて良かったぁ

    ソロデビューの報告をミュージカルをやっていた明治座でで行ったんですけど、想像以上にみんなが温かい声を送ってくれたのが嬉しかったんですよ。こんなに長い間、私のことを待っていてくれた人がいたんだ…と思うと、本当感慨深くて。でもファンのみんなと会えるのは久しぶりだから嬉しいけど、最後まで歌えるか心配かも(笑)。緊張はもちろん、最近嬉しいことがいろいろありすぎて、感情が忙しいんですよ。だから途中で泣いてしまいそうで…。でもせっかく良い曲でデビューさせて貰えることになったので、多くの人に私の歌声を聴いてもらえるように頑張ります。

    グループ・ソロに関係なく、今置かれている状況を当たり前だと思わず、常に目標を持ち、それに向かって進んで行ける人になりたいですね。よい欲は持ちつつ、でもジャンルを問わずにいろんなことから物事を吸収できる、そんな柔軟性を備え持ったアーティスト、そして女性になれたらいいな


    03年8月4日産経新聞 「ハツラツぴいぷる」より
    ソロへ向け心ある歌伝えたい

    「将来は、自分の言葉(詞)で、音楽を伝えたいですね。でも卒業までは、モーニング娘。の一日一日を大切にかみしめて、楽しく進んでいきます」

    「本当にモーニングが好きなんで、そこを抜けた自分なんて想像できない」と言っていたなっちが来春、モー娘。を卒業する。前段として、ソロシングル「22歳の私」を出すと、プロデューサーのつんく♂に告げられたのは四月下旬。その場で詞を渡され曲を聴いた。「小さい頃に描いていた理想の大人とは違うけど、あの頃よりも自信がある二十二歳の私」と、いろいろと乗り越えてきたなっちをイメージして作られた曲だった。
    「えっ、えっという間の出来事でした。走馬灯のようにいろいろな場面が頭の中をかけめぐりました。でも、待ちに待った瞬間でしょう、うれしくて涙をこらえていました」
    ソロ歌手を夢見て、ロック歌手オーディションを受けたのだから、落選者が集まってモーニング娘。が結成されるとは夢想だにしなかった。さらに、それからの六年間が超人気で超多忙になろうとは。ただ、メンバーが入れ替わるモー娘。の一期生として、励みながら「いつかは単独で思いを伝える歌手になる」と信じ続けていた。

    「ビックリと迷いの連続でした。未熟な十九歳、二十歳でも、新メンバーにとっては先輩。責任感なんてものじゃないけど、モーニングは分刻みで動くため「そろっている?」「時間に間に合う?」といつしか気を配るようになっちゃった。そんな成長も認められたのかしら。今、ソロとして先の夢がどんどん広がっています。心ある歌を伝えられるようになりたいですね。そのためにもモーニングでの半年を大切にします」

    汗をかいたステージを降り、ロッカー室で着替えながら「よかったね!」とメンバーと交わす笑顔がその仕事へのケジメ。振り返らない。問題があれば、その日のうちに解決する。 「だって、ステージでは、指先一つにも気持ちが正直に出るんです。体調不良は悔しいけれど、それも自分と受けとめます。試練を越えれば新しい自分になれるから。その原動力はファンの声援や拍手。だって、今のこの瞬間にも、私たちの歌を聴いて励みにしてくれる人がいるでしょう。裏切れないですよ」

    夏バテ経験なしのコツは、よく食べ、よく笑うこと。 「クーラーをつけて寝るなんてダメ。お風呂で体を温め、ストレッチをして、じんわり汗をかきながら寝るのが一番」「北海道育ちだから自然が好き。雪の上に大の字に倒れたり、砂浜に寝そべって、ボーッと雲の流れを見たりもしたいなあ」というつぶやきにリアリティーがある。


    注:ここに載せてある記事は一部の紹介です。詳しく見たい方は是非買って読んでください。